活動実績

2014年度活動実績

【有効性ワーキンググループ】
平成26年度は、健康食品への機能性表示実現(平成26年度措置)に向けて、非常に重要な年度であり、有効性サブグループ(以下、有効性SG)は過去最大の登録メンバー(33名)で活動を行いました。平成25年度に引き続き、消費者庁の「食品の新たな機能性表示制度に関する検討会」(以下、有識者検討会)(委員:健康食品産業協議会 関口会長)(以下、産業協議会)と連動して、産業協議会の専門部会メンバーとして積極的な討議を行い、業界としての提案を行い、平成26年7月30日に有識者検討会報告書として消費者庁より提示されました。健食懇では、有識者検討会および産業協議会専門部会、分科会での討議結果に基づき、有効性SGと安全性SG合同で、機能性エビデンス・表示内容、安全性および届出等に関して活発な討議を行い、業界としての要望書に反映させることができました。
【安全性ワーキンググループ】
平成26年度は、平成27年4月から新たな機能性表示食品制度がスタートすることから、当該制度で求められる安全性確保への対応を中心に、健康食品産業協議会とも連携しながら活動を行いました。活動にあたっては、これまで独自にGMP認証していた公益財団法人日本健康・栄養食品協会と一般社団法人日本健康食品規格協会の2機関が、平成26年3月と6月に健康食品認証制度協議会の傘下に入ったことを受け、従来からのSSマークの普及啓発への取り組みに加え、GMPマークの普及啓発という観点も取り入れました。また、機能性表示食品制度では、安全性の確保に加え、安全性に関する情報開示が求められることから、安全性情報に対する消費者の意識やニーズを調べるために、昨年度に引き続き、消費者研究WGの消費者アンケート調査に参画しました。
【消費者研究ワーキンググループ】
消費者研究ワーキンググループは、「消費者調査」グループ、「パネルディスカッション」グループという2つのサブグループで活動をしました。
「消費者調査」は、例年通り「定点観測項目」「当該年度トピックス」を設定して健康食品を摂取している消費者を対象に意識・実態調査を実施しました。平成26年度トピックスとしては、“食品の新たな機能性表示制度”への消費者の意識調査を組込み、来年度以降の制度導入後の動きを継続して調査していくこととしました。また一方で品質や安全性への関心が高まっていることから、昨年に続き安全性サブグループと協働で「サプリメントの安全性に関する意識調査」を実施しました。
「パネルディスカッション」は、「『新たな食品の機能性表示制度』に基づいた広告等の企業活動における消費者とのコミュニケーションのあり方を考える」をテーマとし、大変盛況のうちに終了しました。
【情報作成ワーキンググループ】
9月5~6日に恒例の宿泊研修セミナーを神奈川県湯河原温泉で行いました。本セミナーは、企業会員のみならず、健康食品関連団体の方々も一同に会して討議・情報交換ができる場となっており、今回も会員企業54 名、関連団体から3名の方にご参加いただきました。セミナー、懇親会を通じて懇親が深められるとても有意義な場を提供することができました。

4月18日 健康と食品懇話会 定期総会
1.平成25年度の事業報告、会計報告、会計監査の承認
2.平成26年度事業計画の承認
(1)健康食品産業協議会活動の支援
(2)ワーキンググループ活動の充実
(3)継続的事業計画の実施
①セミナー、情報交流勉強会の充実
②機関誌「けんしょくこん」の発行
③消費者団体、関連学会との交流
④行政との対話の充実
3.平成26年度予算の承認
4.平成26年度役員の選出
5月15日 第1回理事会
5月15日 ワーキング活動キックオフミーティング
・城田会長挨拶
・平成26年度 事業計画の確認
・平成26年度 役員、WGリーダー・メンバーの紹介
・グループ別キックオフミーティング(有効性WG、安全性WG、消費者研究WG、情報作成WG)
・懇親会
6月19日 第2回理事会
7月24日 第3回理事会
9月5日 第4回理事会
9月5日~6日 宿泊研修セミナー(神奈川県熱海市「ニューウェルシティ湯河原」)
・62名参加(うち会員54名)
・国際食品栄養協会、日本健康・栄養食品協会、全国健康自然食品協会、未来食品技術研究会よりオブザーバー参加
・研修セミナー
「健康寿命延伸産業」の創出に向けて
経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 課長 森田 弘一 氏
「機能性農林水産物・食品の開発と食品研究開発の推進について」
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課 課長 島田 和彦 氏
「食品の新たな機能性表示制度」
消費者庁 食品表示企画課 保健機能食品第二係 係長 西尾 素子 氏
・工場見学(アサヒビール(株)神奈川工場)
10月2日 第5回理事会
11月4日 第6回理事会
11月26日 パネルディスカッション(森永プラザビル23階会議室)
・会員59名参加
・パネリスト
一般社団法人 消費者市民社会をつくる会 理事長(元消費者庁長官) 阿南 久 氏
FOOD COMMUNICATION COMPASS 事務局長 森田 満樹 氏
日本栄養士会 専務理事 迫 和子 氏
・テーマ 『新たな食品の機能性表示制度』に基づいた広告等の企業活動における消費者とのコミュニケーションのあり方を考える
12月15日 第7回理事会
1月22日 第8回理事会
2月27日 第9回理事会

(2015年12月時点)

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