団体について

ごあいさつ

 2020年初頭から始まった新型コロナウイルスによる世界中を巻き込んだパンデミックは、日本においても社会全体に大きな影響を及ぼしました。2021年になりワクチンもようやく普及し始めましたが、まだまだ予断を許さない状況です。この間、残念ながらも新型コロナウイルス感染症により命を落とされた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、感染された方々及びそのご家族に対して心よりお見舞い申し上げます。

 食品業界におきましても外食産業を中心に大きな影響を受けました。多くの食品産業に関わる事業者の方々が様々な対応を迫られると同時に、人々にとっては改めて免疫力等の健康に対する意識が高まった1年になったと思われます。一方、平均寿命が大きく伸び人生100年時代と言われるようになりました。しなしながら、日本においては少子高齢化が進み、特に高齢者の健康課題が表面化し健康寿命の延伸が叫ばれるようにもなりました。同時に食による健康の維持・増進が注目されるようになり、保健機能食品制度の充実にも繋がってきたと思います。
当会「健康と食品懇話会」は、国民の健康の保持・増進に寄与するとともに、業界の健全な発展に資することを目的に1985年に発足しました。2021年現在、大手食品メーカーを中心に46社が集まり、保健機能食品の品質・安全性の向上、「健康と食」に関する情報提供、及び会員相互の連携を密にすることによる健康に関連する食品の普及促進活動を行っています。特に最近では他の食品業界団体とも連携しながら機能性表示食品等の日本のヘルスクレーム制度に関連する活動を積極的に進めています。

 一方、国連によって採択されたSDGs(持続可能な開発目標)が世界的に注目を浴びるようになり、日本においても積極的な取り組みが行われるようになってきました。また、サスティナビリティが叫ばれる中、地球温暖化やプラスティック問題等、環境課題に対する業界及び企業の動向が注目されつつあります。食品業界おいても持続的な食糧資源の獲得、脱炭素を意識した食料生産体制の構築、食品産業廃棄物含めたフードロス問題等の様々な課題が明確になってきており、今後、これらの社会的な課題に対しても責任を負った対応を求められるような時代になると思われます。
加えて、新型コロナパンデミックをきっかけとしてDX(デジタルトランスフォーメーション)が急速に進み、様々な業界で劇的な変化が起こっていますが、食品業界においても流通業界含めAI、IoT等の多くの試みが進められています。

 このように急速に変化が進む社会環境の中、食品業界もその変化に対応していく必要があります。特に、健康寿命の延伸、コロナ禍における健康意識の向上、そして保健機能食品等の健康・栄養に関連する食品事業は、国民及び健康食品業界にとっても非常に関心が高い分野です。当健康と食品懇話会では、関連する業界団体と共に会員一丸となってこれらの食に関わる課題解決を目指し、国民の健康の保持・増進に寄与すると同時に、業界の発展に尽くしていきたいと思います。
引き続き、関係各位のご協力を賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

平成27年度 健康と食品懇話会会長 原孝博氏

健康と食品懇話会会長 阿部文明

活動目的

健康と食品懇話会は、次の事業により、国民の健康の保持・増進に寄与するとともに、業界の健全な発展に資することを目的としています。

  1. 健康食品(栄養補助食品)や特定保健用食品、そして機能性表示食品等の品質の向上、安全性の確保
  2. 「健康と食」に関する適正な情報提供
  3. 会員相互の連携を密にすることによる、健康食品や特定保健用食品、そして機能性表示食品等の普及促進

今後ますます多様化する国民の食生活にあって、安全かつ有効性が認められた健康食品を提供するとともに、国際化に対応できる組織の強化を図っていきます。

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