「健康食品にかかわる制度のあり方に関する検討会」発足(~2004)

厚労省の主催の研究会(主任研究者:田中平三氏)で、2003年~2004年に13回開催され、自民党伊吹文明氏も一部参加した。結論として、(1)条件つき特定保健用食品、(2)規格基準型特定保健用食品、(3)疾病リスク低減表示の容認、(4)特定保健用食品の審査基準の見直し等の検討が必要であるとした。これらのうち、条件つき特定保健用食品は米国の限定的健康強調表示に、疾病リスク低減表示の容認は米国の健康強調表示に影響されたことは明白であるが、疾病リスク低減表示は結局「カルシウムと骨粗鬆症」「葉酸と神経管閉鎖障害」の2件のみが認められた。